思えば、姉が近くの施設のお世話になってから1年9ヵ月が経ちました。姉と一緒に暮らした6年余り、姉の子供達の配慮で施設にいきましたが、私は姉に会うことが憚られ、時折り絵手紙など出したり、様子を聴いて安心していました。数日前に佳子に施設から電話があって(熱があり、食事が摂れない、胃瘻にするか)など相談がありました。98才、10月には99才になります。子供達3人が相談することです。私もついに逢いに行く決断をして連れて行って貰いました。ベッドに横たわる姉を施設の人が車椅子に移してくれたらちゃんと座りました。姉の手をとって(お姉さん、どこか痛いところない?)。(誰だか分かる?)。姉はまじまじと私を見つめて(あ、や、こ)。声は出ない。でも口の動きで分かります。昔の話をあれこれ。(お姉さん、今度、冷たいビール持ってくるから一緒に呑もうね)。私、又、行きます。


2026年06月02日更新