毎月末日には門のロックの暗証番号を変えています。夜になって操作をする時、何時も今月も無事に終わって良かった、有難うございます、と感謝すると同時に次の一か月も無事に過ごせますように、と手を合わせています。先日来、103歳の書道家・篠田桃紅さんが本を出版したのを機会にテレビにもその日その日の生業が放送されていますが、歳をとってから分かることが沢山ある!とおっしゃっていますが、私も八十の長き命を与えられ、若かった時とは違った考えや想いが自覚することが出来て、毎日をとても有難い、と思っています。命ある限り明日何事が起ころうとも何の不思議もなく、今日の無事を感謝して休みます。
「あみだぶと 十声唱えて まどろまん ながき眠りに なりもこそすれ」 浄土宗「秋のご詠歌」