夏の甲子園、高校野球、話題も豊富で楽しみにしていました。神奈川の東海大・相模が優勝して真紅の優勝旗が箱根を越えて来ました。どのチームも素晴らしいです。
新宿から小田原迄小田急線が走っています、小田原の少し手前に「東海大学前」という駅があって立派な東海大学があります。その昔、ここはまだ「大根おおね」という駅で東海大学迄畑の中の畦道のような砂利道を通って学生が行き来していました。駅の近くの小高い丘の上に叔父が経営する「安藤病院」という精神科の病院が有り、私も時折薬局にアルバイトに行っていました。ある日、安藤病院の前の坂道を学生がバイクに乗って通り、折から診察を終わって自宅に徒歩で戻る安藤先生とぶつかり、先生は亡くなりました。叔母は将来のある若い学生の身を案じて不問に付した、と後で聞きました。そんな事を思い出しながら、その学生は今、何処で、何をしているのだろう、等安藤先生を懐かしく思いだしました。病院は今はお孫さんが跡をとって「秦野厚生病院」として総合病院になって立派になりました。