月が変わると正行寺さんから「浄土宗新聞」が送られてきます。今月から始まった「あの言葉に想う」の第一回に葉 祥明さんの記載記事が載りました。絵本作家、画家、詩人、1940年熊本市生まれの優しい絵と詩の作品を多く見ています。葉 祥明さんが通った熊本市の高校の玄関ホールに飾ってあった額縁には、「役に立つ善人たれ」とあり、熊本を離れて半世紀余りを東京で暮らすなかでも、ずっと心に響き続けている言葉だそうです。自分が子供向けの絵本を製作してきたのは、世界の平和を訴える仕事をするため、仕事を通して社会や世界の為になる、つまり「役に立つ」事なのだと思いこの言葉を座右の銘にして活動の幅を広めておられます。いつぞや訪れた「葉 祥明阿蘇高原絵本美術館」周辺も地震に襲われ被害が出て立ち入れない状態だそうです。あの広大な草原に立つ瀟洒な美術館を思い出しながら、又、訪れたいと思いました。