先日のオバマ米大統領の広島訪問を「どう思いますか」という朝日新聞の投稿欄に沖縄の和田静子さんの記事が掲載されました。中学・高校と同じ学校でしたので、クラス会のメンバーにコピーをして渡しました。以下全文です。
「日米首脳は戦時の過ちを認めて」 和田静子 (沖縄県 81歳)
オバマ大統領が広島を訪れ、原爆死没者慰霊碑に献花をするという。安倍首相も同行する予定だ。二人はどんな所感を述べるのだろう。 碑に刻まれた「過ちは繰り返しませぬから」に主語はないが、原爆を投下したのは米国の過ちだ。また、天皇制という国体維持にこだわって敗戦の決断を遅らせ、原爆投下の口実を与えたのは日本の過ちである。原爆投下に先立つ沖縄での地上戦の時点で、すでに日本の敗戦は必至だった。米国の「原爆によって戦争終結の時期を早めた」という云い訳は通用しないと私は思っている。オバマ大統領と安倍首相には、二人そろって「米国は、日本は、過ちを犯しました」と明言してほしい。そうすれば、「核なき世界を」という訴えに、国際社会は耳を傾けてくれるだろう。
という記事でした。如何にも和田さんらしい発言に私も同感しました。