5月15日(水曜日)、今日は京都の三大祭りの一つ(葵祭)の日です。ホテルで朝食を済ませて9時にバスに乗って京都御苑に向かいます。葵祭の正式の名前は「賀茂祭」です。上賀茂神社と下加茂神社の例祭で、国家や国民の無事・安全を祈る祭儀です。1500年前に遡る平安時代から受け継がれ、勅祭(天皇の命で派遣された勅使が執り行う祭)とされました。500人による時代装束も煌びやかに御所を出発した祭列は、私達が座った有料観覧席の前を通過するのに約1時間が経過しました。各行列や緩やかに歩む人たちもそれぞれ名前があって役目があります。牛車や人々の衣冠に飾られるのはフタバアオイの葉で、桂の枝と組み合わせて作られたも二で(葵桂・きっけい・あおいかつら)と呼ばれ、神様に逢うことを意味しているそうです。


葵祭

2024年05月16日更新