最近、箪笥の奥からピンクの背中だけの綿入れが出てきました。私がまだ学生だったとき、母が絹綿を入れて作ってくれた綿入れです。6~70年経っている筈ですのに、綺麗なピンク色の絞り柄も昔のままに、早速毎日背中に背負っています。もう30年近くの昔に亡くなった母のぬくもりを毎日肌で感じています。幼かったころのことも思い出します。節分には、母が用意した福豆を兄が大きな声で「福は内!鬼は外!」と家じゅうに撒いて歩き、この豆を年齢の数だけ食べて厄除けをし、家の軒下に柊の枝に鰯の頭を挿して飾って邪気除けをしたり・・・・、と上野の下町で育った懐かしい、善き思い出です。知り合いが3日の節分には、3万円の大枚を払って東京・目黒のお不動さんに会社を休んで豆まきに行く、話を聞いて昔の懐かしい風景を思い出しています。

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