朝、寝室の窓を開けるとちらちらと雪が舞い散っています。牡丹雪の様なかなり大粒です、思わず暫く空を仰いで眺めていました。ごく自然に昔の歌が浮かんで来ました、「寒い朝」です。1962年、吉永小百合と和田弘とマヒナスターズとのビクターレコードのでデビューシングルです。
「北風吹きぬく 寒い朝も 心ひとつで 暖かくなる
清らかに咲いた可憐な花を みどりの髪にかざして今日も ああ
北風の中に聞こうよ春を 北風の中に聞こうよ春を」
毎日の生活の中にも天気の良い日、雨の日風の日、時には雪や暴風の日もあります。そんな時、自分の心の持ち方一つで春を待ちわびる暖かな気持ちになれる!元気に胸を張って、野を越え山を越えてやがて来る春を北風の中にも春を呼ぼうよ春を!という歌です。吉永小百合の若々しい透き通る声が聞こえてくるようです。