今年の桜も終わりました。

雨や風で気を揉みましたが見事な花を咲かせてくれて、大好きな花吹雪を浴びて、今日は最後にピンクの絨緞を敷きつめて名残の風情を見せてくれました。今日いただいた絵手紙に「春風の 花を散らすと見る夢は 覚めても胸の さわぐなりけり」 とありました。西行法師の歌です。

春が来れば桜が咲き、葉桜になるころには爽やかな季節の訪れとなり日常的な移り変わりも当然のことと受け止めて過ごしますが、この何気ない当たり前のことこそ一番大切な日々の生業であろうと痛感します、そう思うと毎日が平凡に何事もなく過ぎゆく事の有難さを噛みしめねばならないと思います。今日も無事に暮れました、お蔭さまです、ありがとうございます。

第3公園の桜-2 

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