18年前、平成4年10月4日、夜明け前の午前5時、すぐ上の文子姉が東京医科大学病院で胃がんのため帰らぬ人になりました。59歳でした。数えてみればもう18年、でも何年たってもこうして姉のことを思い出すたびに涙が溢れてきます。亡くなった人は私の場合、姉も母も主人も今までよりもより近く常に身近に感じられます。嫁いだ先の父や母も懐かしく有難く思います。今日は絵手紙の教室もあり東京・浅草にあるお墓参りには行けませんでしたが、同居の中嶋キミさんが「お仏壇にママの好きだったカサブランカを捧げたい!」と云うので夕刻になりましたがお花屋さんに急ぎました。キミさんの気持ちも嬉しく、暫くお仏壇の前に座ってひとり姉とお話をしました。静かに暮れた夜、お仏間の上に冴え渡ったお月さまが昇りました。合掌。